日本心臓財団刊行物

心臓病の予防と啓発のための冊子を多く発行しています。
バックナンバーをPDF版にして掲載していますので、ぜひご利用ください。

健康ハート10カ条

 
2007年7月31日更新

健康ハートの日と健康ハート10ヵ条

  日本心臓財団では、一般の方に心臓病に関する正しい知識を身につけていただくことも事業の一つとして取り組んでおります。
  高齢化が進むにつれて増える心臓病に対応するには、国民の予防意識の向上が不可欠であると考え、設立15周年を迎えた1985年、これを記念して8月10日がハート810と読み取れることから、覚えやすいように語呂合わせでこの日を『健康ハートの日』と定めました。これまでの病気という後ろ向きなイメージから"健康ハート"と命名することにより、明るく陽性なイメージでこの8月10日を中心に新しい国民運動を展開しようと始めたものです。 
  心臓病は単に高齢によるものだけでなく、生活習慣に原因があるケースも多く見られ、高齢者だけでなく、若者や働き盛りの壮年層にとっても無視できない病気です。
  心臓病の危険因子には高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、喫煙などがありますが、これらの危険因子を軽減するには日常生活(ライフスタイル)を見直すことが大切です。
  日本心臓財団が提唱する「健康ハート10か条」は、心臓病だけでなく、他のさまざまな生活習慣病を防ぐうえでも役立ちます。日ごろから心がけてみましょう。

 

健康ハート10ヵ条

 
わたしが守る わたしの心臓
1

血圧とコレステロールを正常に。(太りすぎ、糖尿病には注意して)

2

脂肪の摂取は、植物性を中心に。

3

食塩は調理の工夫で、無理なく減塩。(1日、6g未満を目標に)

4

食品は、栄養バランスを考えて。(1日、30食品を目標に)

5

食事の量は、運動量とのバランスで。甘いものには要注意。

6

つとめて歩き、適度な運動。

7

ストレスは、工夫をこらして上手に発散。

8

お酒の量は、自分のペースでほどほどに。

9

タバコは吸わない。頑固に禁煙。

10

定期検診わすれずに。(毎年一度は健康診断)


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